2006年06月02日

新生高崎市に観光スポットも仲間入り その3 旧箕郷町エリア

ちいきしんぶん2006/6/2号掲載


歴史ファンには戦国時代の遺構「箕輪城」 アクティブ派にはホタルと花の散策を。

今年1月の市町村合併で、群馬町、箕郷町、倉渕村、新町の各町村が「高崎市」になりました。そして各エリアの観光スポットも高崎市の仲間入りをしたことになります。
ここでは、旧町村ごとの見どころをご紹介しています。


箕郷町(現・高崎市箕郷町)は、かつて武田、北条、上杉といった群雄が北関東を舞台に相争った戦国時代、最後まで上杉家の再興を願い闘い抜いた、長野氏の居城「箕輪城」があったことで知られています。現在、その城跡は国指定の史跡であり、見学コースなども整備され、気軽に歴史に触れることができます。また、地域住民の地道な活動で、芝桜やホタルの見どころも増え、ウォーキングファンの穴場的なスポットになっています。

■ふるさと館箕輪城跡で歴史に触れる
 箕輪城の築城は西暦1500年頃、浜川地域を拠点にしていた長野氏によるものです。戦国時代の激しい勢力争いの中にあって、箕輪城主、長野氏は西上州侵略を目指す武田軍の侵攻を幾度となく追い払いました。しかし、1566年、難攻不落といわれた箕輪城もついに武田信玄により落城します。
 その後、武田・織田・徳川といった名将の城として使われましたが、最後の城主、井伊直政が高崎に城を移してから廃城となってしまいました。現在の箕輪城跡は井伊直政在城当時のもので、長野氏時代のものとはかなり変わっています。昭和62年12月、国史跡に指定されました。
 箕輪城は平成10年度からの本格的発掘調査により、およそ400年の時を経て、次第にその全貌を甦らせつつあります。中世から、近代の城郭づくりに移行する過渡期の様式が、明らかになってきているのです。
 その遺構を目の当たりにすると、時代の流れや歴史的な背景がとても身近に感じられることでしょう。今後は歴史公園として整備が進められます。










■県内唯一「江戸初期の庭園」?
旧下田邸は広い屋敷内に造営された風流な書院と庭園で、江戸時代初期の建築と造園の様式を知ることのできる重要な文化財です。昭和48年8月、群馬県教育委員会から重要文化財として指定されました。
 庭園は忠臣蔵で名高い剣豪堀部安兵衛が越後新発田藩を浪人して江戸へ出る途中、吉井の馬庭念流樋口十郎右衛門将定の門弟となり、剣術修行をしていた折、師とともにたびたび下田家を訪れた際に、設計築造したものといわれる武家風庭園です。
 江戸初期の庭園としては県内唯一のものといわれ、庭全体に配された樹木には楓の類が多く「赤ぞなえ」とも呼ばれています。


■もうすぐたくさんのホタルに会える
 季節は過ぎてしまいましたが、箕郷といえば梅林が有名です。これからは梅もぎや梅漬けの体験ができます。また、芝桜公園では一面に広がる見事な芝桜に、多くの人が訪れます(芝桜まつりは4月上旬から5月上旬)。
 そしてなんといっても、これからはホタルの季節。箕輪小学校近くの「蛍峰園(法峰寺前)」では、毎年7月第一日曜日にホタルまつりが開催されます。また、ほたるの里自然公園や、梅林近くの車沢でも、あと2週間ほどでホタル観賞ができるようになります。ぜひ、夏の一夜、ホタルに会いに出かけてみましょう。


■家族連れで楽しめる
  榛名白川沿いに整備された「ふれあい公園」は、6・3hもの広大な公園。プール、売店、芝生広場、大型遊具などが揃っています。いこいの広場には160mの水の流れがあり、来園者にとても好評。一日中遊べる人気のスポットです。
 また、冬場はワカサギ釣りでにぎわう「鳴沢湖」ではボート遊びも楽しめます。


お問い合わせ
■高崎市箕郷支所 TEL 027-371-5111(代)

Posted by ちいきしんぶん at 10:00 │2006年・特集記事