2006年05月12日

新生高崎市に観光スポットも仲間入り その1 旧群馬町エリア

ちいきしんぶん2006/5/12号掲載
■古代のロマンと文学の融合どこで、何を、どう楽しむか…

今年1月の市町村合併で、群馬町、箕郷町、倉渕村、新町の各町村が「高崎市」になりました。そして各エリアの観光スポットも高崎市の仲間入りをしたことになります。そこで、旧町村ごとの見どころを4回に分けてご紹介していきます。

◎旧群馬町エリアには、「古墳」や「埴輪」を中心とした「はにわの里公園」が整備されています。そのスケールの大きさはなかなかのもの。圏内にあるのは明治に生まれ、平成まで駆け抜けた群馬町出身の歌人、土屋文明の足跡を残す「土屋文明記念文学館」、古墳時代をテーマにした「かみつけの里博物館」など。また周辺には群馬の養蚕文化を伝える「日本絹の里」や、自然あふれる広大な「三ツ寺公園」などがあります。


■古代へのロマン探訪

 群馬県は全国でも有数の古墳文化が現代に残されています。その中にあって、東日本でもかなりの勢力を誇った王の遺構が、ここ、旧群馬町エリアにあるんです。王の墓、つまり古墳には今の私たちには計り知れない、大きな権力が生かされているのですね。そうした歴史の一つひとつをひもとくことが歴史ロマンへの第一歩。はにわや、副葬品などの特色を知るとさらに興味は深まります。

■施設のスケールを堪能
 古墳の大きさには圧倒されます。さらに6、000体もの人物・動物のはにわが並んだ様は圧巻です。そして、ちょっと「とっつきにくい」古代の歴史を、とてもわかりやすく解説してくれるのが「かみつけの里博物館」。ひとまわりすれば、いつのまにか「はにわファン」になってしまいます。工房では、はにわ作りの体験教室なども多く企画されていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょう。


■ブンガクは楽しいぞ
 古代ロマンを堪能したら、群馬が誇る歌人、土屋文明記念文学館で、文字通り「文学」を楽しみましょう。文明の100年にわたる生涯、そしてゆかりの文豪たちの足跡も垣間見ることができます。なお、現在特別展示として「手にとって見る雑誌展〜戦中・戦後その断絶と継続」が開催されています(6月25日まで)。

■自然を楽しもう
周囲1kmにわたって散策を楽しむことができる三ッ寺公園は、高木700本、低木13、200本余りが植樹される緑あふれる公園。また、日量5、000トンの新幹線のトンネル湧水を取り入れた親水公園でもあり、園内の流れ、堤・滝・噴水が豊かな水をたたえています。特に広々とした三ッ寺堤には、ボートも浮かんでいて、子どもたちの人気になっています。木陰と水がたっぷりあるので、夏の暑さを避けてゆっくり遊ぶのに、おすすめです。







  • 三ッ寺堤(白鳥ボート5艘)/芝生広場/釣り池/あずまや/和風庭園/噴水/遊具(すべり台等)

  • 上毛野はにわの里公園
     保渡田・井出にまたがる地に点在する三基の古墳(二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳)を総称して保渡田古墳群といいます。このうち、八幡塚古墳は築造当時の姿への復元が行われており、古墳の後円部内の石棺見学もできます。
    ※問い合わせ TEL 027-373-8880(代)

  • かみつけの里博物館
     「上毛野はにわの里公園」の特別施設として、平成10年春にオープン。はるか古代の栄華と神秘の謎に迫ります。●開館 9:30〜17:00●休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) ●観覧 一般:200円 大高生:100円 65歳以上・中学生以下:無料※問い合わせ TEL 027-373-8880(代)

  • 県立土屋文明記念文学館
     土屋文明は日本人の心の発露ともいうべき短歌を生涯詠みつづけ、その源である万葉集の研究でも大きな足跡を残しました。展示では、100年にわたる文明の生涯と作品、関係の文学者などを時代を追って紹介します。
    ●開館 9:30〜17:00●休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)●観覧 一般:200円 大高生:100円 65歳以上・中学生以下:無料 
    ※問い合わせ TEL027-373-7721
    ※ホームページ 土屋文明記念文学館ホームページ

  • 三ツ寺公園 ※問い合わせ  TEL027-373-0818

  • Posted by ちいきしんぶん at 10:10 │2006年・特集記事