2006年07月14日
越後漫遊記
ちいきしんぶん2006/7/7号掲載記事
萬堂の旅するエッセイ 越後漫遊記
これぞ旅の大漁旗。通は、柏崎を目指すのだ!
■なぜか突然、柏崎モード
「俺の青春はさあ、柏崎で始まったんだよね」
仲間が数人集まって生ビールで暑気払いをしていたとき、ほろ酔い気分になったメンバーのA氏が、突然つぶやいた。なぜ、急に柏崎…?
するとB女史が、「おととし、初めて柏崎の花火大会に行って、あまりの迫力と素晴らしさに腰が抜けそうになった」と話に乗った。群馬県人にとって、柏崎は子どもの頃からなじみが深い。家族で海水浴、小学校で臨海学校というと大抵ここだった。ちなみに高崎市とその広域地域では同市笠島に臨海学校があるのだ。
きっとA氏は、そのあたりに甘酸っぱい思い出があるのだろう。
萬堂の旅するエッセイ 越後漫遊記
これぞ旅の大漁旗。通は、柏崎を目指すのだ!
■なぜか突然、柏崎モード
「俺の青春はさあ、柏崎で始まったんだよね」
仲間が数人集まって生ビールで暑気払いをしていたとき、ほろ酔い気分になったメンバーのA氏が、突然つぶやいた。なぜ、急に柏崎…?
するとB女史が、「おととし、初めて柏崎の花火大会に行って、あまりの迫力と素晴らしさに腰が抜けそうになった」と話に乗った。群馬県人にとって、柏崎は子どもの頃からなじみが深い。家族で海水浴、小学校で臨海学校というと大抵ここだった。ちなみに高崎市とその広域地域では同市笠島に臨海学校があるのだ。
きっとA氏は、そのあたりに甘酸っぱい思い出があるのだろう。
■何のコレクションだって?
柏崎に食いついた私は、すぐに行動に移したのである。仕事はもたつくが、遊びは早い。
関越自動車道を六日町ICで降り、十日町、松代を経由し、国道252号で柏崎市に入った。しかし相変わらず何の下調べもせず、思いつくままやってきてしまった。
行き当たりばったり旅のまず第一ステップは、情報収集である。鉄道の駅、あるいは道の駅に行けば、おおむね把握できるのである。
とりあえず国道8号で海岸線方面へ。大きな風車が目印の「道の駅 風の丘米山」でネタを仕入れる。相棒は地酒コーナーにくぎ付けだ。車なんだから飲んじゃダメだよ。
さて、近くには「柏崎コレクションロード」なる通りがあった。一風変わったコレクション館が9館も建ち並んでいるのである。たとえば、曽田さんという呉服商が各地で手に入れた大黒様300体を展示する『米山大黒亭』、1960、70年代のおもちゃを集めた『こどもの時代館』とか。おお! ここは日本で唯一、展示品を使って茶事が楽しめるという『木村茶道美術館』ではないか。すごいな。
■今年は行こうかな、花火大会
せっかく天気もいいことだし、「海」をたっぷり体感しようと、「みなとまち海浜公園」に行った。
はっは〜、なるほど。ここで毎年7月26日には花火大会が行われるわけだな。残念ながら私は未体験であるが、おととしこの花火大会を満喫して群馬に帰ってきたB女史は、えらく興奮していた。
ポンポンと打ち上がる花火とはまったく異質のもので、海上を舞台にした「ショー」のようだという。また演出も素晴らしく、全然飽きないのだとも。そういえば去年(2005年)は、ものすごい大雨だったのに観客はこの大スペクタクルを堪能したというから感心する。ええ根性しとるな〜。
でもこの目で見てみたい。今年は花火大会、来てみるかなあ。いや、花火だけじゃない。
これは夏の一大イベント、お祭りなのさ。その名も「ぎおん柏崎まつり」って。市民3000人以上が参加する民謡街頭流しって、すごそう。7月24日から26日まで、たっぷり盛り上がるらしいぞ。
■まさにイベント大漁節!
やけに派手なポスターだが、何かあるのかね。「2006 どんGALA!祭り」。ほ〜? 7月15日・16日の土日開催。高知の「よさこいまつり」仕様の若者主導のお祭りですと。鳴子と呼ばれる和風カスタネットを持って踊りまくり、街を練り歩くエネルギッシュなイベントだ。オリジナルの曲やコスチューム、振り付けを競い合うわけね。柏崎にもあったのか。
え〜〜〜? 8月26日・27日には『柏崎マリンスポーツフェスタ』に、『ジェットスポーツ全日本選手権シリーズ』も開催されるって。後者は水上オートバイの国内最高峰シリーズ第4戦だという。全国から腕自慢が集まって来るというわけだ。
やっぱり、海だもの、これくらいやらなくちゃ。う〜ん、見応えありそう!
■最後はシブく決めるのだ
柏崎は元気だ。驚いた。子どもの頃の海水浴しか知らない私は、いかにも知識不足であった。
しかし、バラエティ豊かなイベント情報に翻弄されっぱなしで、お腹が空いた。
狙いはもう、つけてある。
そうです! 柏崎といえば「鯛料理」なのです。県内でも水揚げ量トップクラスの「鯛」。では、いただきま〜す。
はあ〜、もう言うことはない。満足、満腹だ。え、何だって? 『飯塚邸』を見たい? それはどなたのお家?
国道353号をやや内陸方面に戻ると、鵜川神社の大ケヤキのそばに、飯塚さんちはあった。
いや、そんなに気易く呼んではいけない。
飯塚家は昭和天皇との関係も深く、ご巡幸に際しては行在所として滞在されたという旧家である。
美しい庭園、旧家ならではの上質な建造物、風雅なたたずまい│。旧お屋敷好きの私にとって非常に興味深い建物であった。シブイなあ。ちなみに飯塚邸は柏崎市の指定史跡である。
まだ見どころはわんさとある柏崎。もう少し事前にきちんと調べておくのだった。まあ、いい。だって、きっとまた来るから。
帰ったら、さっそくホームページを覗いてみることにしよう。
■問い合わせ
柏崎市観光交流課 tel 0257-23-5111
柏崎観光協会 tel 0257-23-3050
■ホームページ
http://www.uwatt.com/
写真提供・柏崎市観光交流課
柏崎に食いついた私は、すぐに行動に移したのである。仕事はもたつくが、遊びは早い。
関越自動車道を六日町ICで降り、十日町、松代を経由し、国道252号で柏崎市に入った。しかし相変わらず何の下調べもせず、思いつくままやってきてしまった。
行き当たりばったり旅のまず第一ステップは、情報収集である。鉄道の駅、あるいは道の駅に行けば、おおむね把握できるのである。
とりあえず国道8号で海岸線方面へ。大きな風車が目印の「道の駅 風の丘米山」でネタを仕入れる。相棒は地酒コーナーにくぎ付けだ。車なんだから飲んじゃダメだよ。
さて、近くには「柏崎コレクションロード」なる通りがあった。一風変わったコレクション館が9館も建ち並んでいるのである。たとえば、曽田さんという呉服商が各地で手に入れた大黒様300体を展示する『米山大黒亭』、1960、70年代のおもちゃを集めた『こどもの時代館』とか。おお! ここは日本で唯一、展示品を使って茶事が楽しめるという『木村茶道美術館』ではないか。すごいな。
■今年は行こうかな、花火大会
せっかく天気もいいことだし、「海」をたっぷり体感しようと、「みなとまち海浜公園」に行った。はっは〜、なるほど。ここで毎年7月26日には花火大会が行われるわけだな。残念ながら私は未体験であるが、おととしこの花火大会を満喫して群馬に帰ってきたB女史は、えらく興奮していた。
ポンポンと打ち上がる花火とはまったく異質のもので、海上を舞台にした「ショー」のようだという。また演出も素晴らしく、全然飽きないのだとも。そういえば去年(2005年)は、ものすごい大雨だったのに観客はこの大スペクタクルを堪能したというから感心する。ええ根性しとるな〜。
でもこの目で見てみたい。今年は花火大会、来てみるかなあ。いや、花火だけじゃない。
これは夏の一大イベント、お祭りなのさ。その名も「ぎおん柏崎まつり」って。市民3000人以上が参加する民謡街頭流しって、すごそう。7月24日から26日まで、たっぷり盛り上がるらしいぞ。
■まさにイベント大漁節!
やけに派手なポスターだが、何かあるのかね。「2006 どんGALA!祭り」。ほ〜? 7月15日・16日の土日開催。高知の「よさこいまつり」仕様の若者主導のお祭りですと。鳴子と呼ばれる和風カスタネットを持って踊りまくり、街を練り歩くエネルギッシュなイベントだ。オリジナルの曲やコスチューム、振り付けを競い合うわけね。柏崎にもあったのか。
え〜〜〜? 8月26日・27日には『柏崎マリンスポーツフェスタ』に、『ジェットスポーツ全日本選手権シリーズ』も開催されるって。後者は水上オートバイの国内最高峰シリーズ第4戦だという。全国から腕自慢が集まって来るというわけだ。
やっぱり、海だもの、これくらいやらなくちゃ。う〜ん、見応えありそう!
■最後はシブく決めるのだ
柏崎は元気だ。驚いた。子どもの頃の海水浴しか知らない私は、いかにも知識不足であった。しかし、バラエティ豊かなイベント情報に翻弄されっぱなしで、お腹が空いた。
狙いはもう、つけてある。
そうです! 柏崎といえば「鯛料理」なのです。県内でも水揚げ量トップクラスの「鯛」。では、いただきま〜す。
はあ〜、もう言うことはない。満足、満腹だ。え、何だって? 『飯塚邸』を見たい? それはどなたのお家?
国道353号をやや内陸方面に戻ると、鵜川神社の大ケヤキのそばに、飯塚さんちはあった。
いや、そんなに気易く呼んではいけない。
飯塚家は昭和天皇との関係も深く、ご巡幸に際しては行在所として滞在されたという旧家である。
美しい庭園、旧家ならではの上質な建造物、風雅なたたずまい│。旧お屋敷好きの私にとって非常に興味深い建物であった。シブイなあ。ちなみに飯塚邸は柏崎市の指定史跡である。
まだ見どころはわんさとある柏崎。もう少し事前にきちんと調べておくのだった。まあ、いい。だって、きっとまた来るから。
帰ったら、さっそくホームページを覗いてみることにしよう。
■問い合わせ
柏崎市観光交流課 tel 0257-23-5111
柏崎観光協会 tel 0257-23-3050
■ホームページ
http://www.uwatt.com/
写真提供・柏崎市観光交流課
Posted by ちいきしんぶん at 17:10
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