2007年07月06日

この夏はマリンスポーツに挑戦!

ちいきしんぶん2007/07/06号掲載


水上オートバイの魅力、それはマシンとひとつになる瞬間



海なし県の群馬でマリンスポーツ?と思われるかもしれませんが、いえいえ我が県は自動車免許の保有率同様、水上オートバイでも全国有数の先進県なのです。海がないからこそ憧れるマリンスポーツ——。ジェットスポーツの全日本チャンピオンも所属するレーシングチームを持つ、高崎市の販売店『ドゥースピード』代表の中曽根敬さんに、水上オートバイの魅力について話を聞きました。


■群馬の人はみんな海が大好き
——水上オートバイとは、どんな乗り物なんでしょうか?
 ジェットスキーと言われる方が多いのですが、これはカワサキの登録商標です。アメリカで最初に共同開発したメーカーがカワサキだったので、この名が浸透したようです。海外では一般に、パーソナルウォータークラフト(PWC)と呼ばれています。日本では総称して、水上オートバイ(バイク)と呼んでいます。
 私が始めた25年程前は、まだまだ乗ったことのある人も少なく、お金持ちの遊びといったイメージが強い乗り物でしたが、船体価格が当時に比べると安くなったこともあり、10数年前からブームとなりました。マリンレジャーとして、今では定着しています。

——海なし県の群馬でも、やられる方は多いのですか?
 自動車免許の保有率同様、水上オートバイの免許保有者も群馬県は多い方ですよ。海なし県民の海への憧れは大きい。群馬の人は、みんな海が大好きみたいですね。もちろん、海まで行かなくても、身近な川や湖でも楽しめます。

——水上オートバイを始めたいと思ったら、どうしたらいいでしょうか?
 まずは信頼のおけるショップへ行って、話を聞くことです。水上オートバイに乗るには免許の取得が必要ですから、書類手続きなどの説明を受けてください。平成15年から法改正がされて、水上オートバイ専用免許が発行されるようになりました。学科・実技講習、国家試験とも県内で受けられます。詳しいことは取り扱い店へ問い合わせてください。

——気になるのは船体のお値段ですが、どのくらいするものなのですか?
 90〜200万円くらいです。最近は中古も出回っていますが、車ほど状態が良くありません。命に関わるものですから、初心者には新しいものをお勧めします。最初は誰も、自分が買った船が正常に動いているかも分からない状態でのスタートです。必ず購入したショップで、取り扱いの説明をしっかりと受けてから乗ってください。


■風を切りながらマシンを操る
——水上を走る乗り物ですが、危険はありませんか?
 水の上を時速90〜100で走る乗り物です。一般の船と違い、操縦者の体が露出しているため、事故に遭ったときは衝撃を直接受けます。また、陸上のオートバイのように衝撃を吸収するスプリングやタイヤが付いていませんから、波のショックを直に体が受けます。特に悪天候時は視界も悪く、波も高くなりますから細心の注意が必要ですね。
 身を守るためのライフジャケットの着用、視界が確保できるサングラスやゴーグルの着用はもちろん、海や湖は急に天候が変化する場合がありますので、天候のチェックも欠かせません。「観天望気」といいますが、雲や風などの自然現象を観察することで、天候を予測する知識も必要となります。また、エンジントラブルや転覆など、もしもの事態を想定して、必ず一人では沖に出ないことも大切なマナーです。無理のない計画を立てグループで行動し、予定を家族や仲間などの第三者に伝えておくことが必要です。
 確かに水上には危険が付きものですが、空を飛んだりや水中を潜るレジャーに比べれば、水上オートバイはかなり安全な遊びですよ。

——最後に水上オートバイの一番の魅力は何ですか?
 水上オートバイは、気軽に風を切りながら海や湖の上を走ることのできるレジャーです。自分の力で、アクセルひとつで自由にマシンを操れるとしたら……きっと誰でもが乗ってみたいと思うはずです。モータースポーツが好きな人なら、必ず病みつきになること間違いなし!です。
 さっきまで陸から見ていた広大な海の上で、逆に陸を眺めるときに最高の至福を感じます。マシンとひとつになりながら、陸で手を振る仲間のもとへ向かう瞬間が一番の魅力ですね。この感動を、ぜひ一度体験してみてください。



■有限会社 ドゥースピード
 高崎市上中居町874-5 TEL 027-353-2231



Posted by ちいきしんぶん at 11:10 │2007年・特集記事